ラックマウント版のVUメーター試作

 さて、新型コロナウイルスにより様々な業種の方が被害を受けてらっしゃると思います。弊社もものづくり事業については、中々スムーズに行かない事も増えてきておりますが、明るい未来のために手を止めず開発に勤しんで参ります。

 そんな中、まずはラックマウント版のVUメーターを試作しています。試作なので商品化するかは分かりません!しかし尊敬するエンジニアの方からご希望頂いたので、トライしてみようと思います。既にベースがあるので、開発はかなり楽です。板金とシルクデザインを新しくして、中のハーネスの長さを少し変え、量産時のオペレーションを変えればOKという感じです。とは言え何人も人を動かすので慎重にやります。


まずはこんな感じで図面を作成します。

 見た目だけではなく整備性、強度も考えどのように筐体を作るのがベストかを分析します。例えばUREI 1176なんかはフロントパネル自体をラックにマウントする形状になっていたり、MOTUのインターフェイスは別体で耳を取り付けるような形状になっていますね。

 今回は後々の事を考え、ラック耳を別体にした形状にしました。その際はラック耳が曲がらないように、筐体より1mm厚いSECCの板を採用しておきます。

 ちなみにフロントパネルは、現行モデルのFORENOも同様なのですが二重構造になっています。内側の筐体にVUメーターを固定し、外側からそれを覆うようにもう1枚取り付けています。何故かって?それはツラが揃って見た目がカッコ良いからです(笑)。でもこうすると、DIYで作るVUメーターとは一味違った仕上がりで作れるので、メーカーで作る意味もあるのかなとも思います。たまに自作でめちゃくちゃカッコ良いのもありますけどね!


さて、そんな形で作成した図面を埼玉の秘密基地に持って行きます。

 私がいつもお世話になっている、仕事が非常に丁寧な板金屋さんです。メールが無いのでいつも手渡しで図面を持って行きます。何でもサクサク終わってしまうコミュニケーションばかりなので、たまにはこういうアナログ感が日常に入って来ないと色んな有り難みを忘れてしまいますね。(今のタイミングに限っては微妙ですけどね。。)

ここの仕事は世界に発信したいと思い、FORENOのプロモーション動画でも工場がちらほらと映っています。



 そして数日後、早速板金が完成しました!過去最速でやってもらえました、ありがたい。。完成したものがこちら。

 塗装やシルクが無いとイメージ湧かないでしょ(笑)?せめて軍手は避けて撮影すれば良かったと思いつつ、まぁ人間と同じで磨いていく事で一気に良くなっていきます(笑)。

個人的にはこれ見た瞬間、商品化は決定しています。


という事で、ここから少しづつ商品化されて行く様をブログで報告していこうと思います。

それでは、またお会いしましょう。

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